本学では高大連携の一環として「サステナビリティ講座」を開催しています。7月9日に熊本市の東稜高校で、遠藤浩昭?特任教授を講師に、同校国際コース科1年生と2年生約80名がサステナビリティ(持続可能性)の観点から熊本と海外について学びました。

遠藤特任教授は、国際協力分野での自身のキャリアを振り返り、「夢を持ち続け、さまざまな人との出会いを大切にしてほしい」と生徒たちに語りかけました。また、開発途上国の現状にも触れ、「厳しい現実の中でも夢を持つことは難しいこともあるが、途上国にも多くの魅力がある」と呼びかけ、生徒たちに広い視野を持つことの大切さを伝えました。

講座の最後には、国際コース2年の石川波奈さんが「熊本と世界の関係について多くのことを学ぶことができ、将来は世界の困っている人々のために働きたい」と感想と感謝の言葉を述べました。

生徒たちからは、「多くの人の話を聞くことで自分の考えが広がると感じた」、「途上国のマイナスイメージでなくプラスのイメージを知ることができた」、「将来海外に出て、日本の良さを伝えてみたい」、「今のことだけでなく、未来の熊本や世界のことを考え生活することが大切だとわかった」など前向きな声が寄せられました。